知ってますか?難民のこと 〜 世界難民の日 〜 を終えて

6月20日は世界難民の日。

政変・内紛・紛争があるとメディアでは難民のことが取り上げられますが、メディアが取り扱わないとすぐに忘れてしまいます。忘れるのは人間だから仕方ないとして、世界難民の日をきっかけに難民の問題を一緒に考えてみようと、6月24日にイベントを実施しました。 当日は難民に関する動画の鑑賞、難民のことを疑似体験するワークショップ、そして店主が一昨年イギリスで難民を支援している団体や施設を訪問、当事者から話を聞いた内容をシェアしました。

難民の基礎知識とシリア問題をおさらいし、ワークショップで難民になるまでを擬似体験。

まずは突然、紛争が起きて逃げなくてはいけない時に何を持っていくか、みんなで20分ほど考えました。みんな真剣に選びます。生きのびるのに必要なものを忘れたら大変です!

左:シリア問題が簡単にわかる動画を見て、難民問題への理解を深めます。

右:ワークショップ「逃げなくてはいけません。その時何を!?」で持ち出す荷物を考えている様子

そして次に、あんなに一生懸命に考えたのに、船に乗るためには荷物を5分で半分に減らさないといけないといわれ、しぶしぶ半分に。なんて理不尽な・・・。

左:みんなが20分かけて選んだ荷物

右:その後、船に乗らなくては行けなくなり、5分で荷物を半分にしました・・・。

入国審査がありパスポートを調べられ、ブラジル語で書かれた入国審査票を記入しなくてはならず四苦八苦・・・・。なんとか入国したものの、逃げる途中で家族が病気になり食料や医療品、金銭がなくなっていく・・・。公的な支援を受けるため難民申請をしようとするも、何語で書いてあるのかわからない書類が12枚もあって・・・。しかも申請が通るのが日本で平均半年ほどかかり、通らない場合もあるなんて・・・。

左:入国審査票、難民申請書をみてびっくり!何語で書いてあるのかわからない・・・。

右:もし自分が突然難民になったら・・・というイギリスの動画を見ました。

難民の大変さを擬似体験したところで、店主がイギリスへ行ったときの話をしました。難民を援助する側も大変です。

左:イギリスのコベントリーにある難民や庇護申請者(アサイラムシーカー)を支援するコベントリーピースハウス

右:同じくコベントリーにある移民、難民に言葉や生活のルール、行政手続きなどを教えるなど、生活全般をサポートするCRMC(コベントリー レフュジー アンド マイグラント センター)でセンター長からお話を伺う

イベント全体を通して、参加者のみなさんからは

・僕はパスポート持ってないけど、こういうときはどうしたらいいんだろう・・・

・逃げるときは頭が真っ白になって、逃げるので精一杯。荷物なんて冷静に選べるのかな?

・難民キャンプに着いたときは安心したけど、難民申請書をみたらこれからのことが不安になった。

・自分が住んでいる国のなかで事情があって避難している人も広い意味での難民になるなら、東日本大震災で避難している人はどうなんだろう?

・紛争が起きる今の社会って、日本も含めて何かがおかしいんじゃないのか?

・僕たちにできることってなんだろう?あんまりないのかな・・・。

など様々な意見がでました。答えがあるわけではありませんが、こういった会話を通して社会の様々なことに興味を持ってもらえればと思います。

コブルではこのような世界の国々の文化や課題を、身近なテーマを通して学べるワークショップを定期的に実施しています。

情報はホームページ、フェイスブックページでお知らせしています。

中学校、高校などへの出張授業も大歓迎ですので、ご興味があればご相談ください。

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