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鋭い質問です!

2019/10/28

栃木翔南高校の皆さんが学校でフェアトレードの研究発表をするため、話を聞きにきてくれました!

 

あらかじめ質問をいただいていたのですが、かなり鋭い質問で準備するこちらもフェアトレードを考え直すいい機会になりました。

 

ありがとうございます!

 

 

フェアトレードのチョコやオーガニックのハーブティーを飲みながら、リラックスした雰囲気でお話することができたかな?と思います。

 

研究発表をして「みんながいいね」と思えば、学校全体でシェアされるそうです。

 

楽しみ〜( ̄▽ ̄)

 

ということで、質問の一部と僕の回答を載せますのでご興味あればご覧下さい。

 

店主の見てきたこと、知っていること、あるいは調べた範囲、個人的意見としての回答です。その点はご考慮下さい。

 

 

 

質問と回答

Q:店舗以外に他の仕事はしていますか?

 

A:ひきこもり支援、生きづらさを抱えている人への生活支援をしています。

(フェアトレードの活動だけで生活できるのか、という意図の質問。個人ショップではかなり難しいと思います。)

 

 

Q:どうすればフェアトレードの認知度が高くなると思いますか?

 

A:フェアトレードの認知度は年齢が高くなるごとに低くなります。40歳以上の世代に知ってもらうことが大切。その年代は皆さんや、今の大学生のご両親の世代。皆さんがご両親や友人に伝え、その人たちにさらに多くの人に伝えてもらうようお願いする。若い世代の方の積極的な活動が必要だと思います。

ただ知っていればいいというわけではないという点も。認知度は高くても、実際に購入していなければ国際協力にはならないです。最終的には購入を促す行動が望ましいかなと思います。

 

 

Q:フェアトレードを行う輸出国や輸入国の、メリットとデメリットは何ですか?

 

A:

輸出国 メリット

フェアトレードの仕組みそのものが、その国に住む人の生活向上になるということもあるし、寄付に頼らず対等な立場で貿易に参加できるのもメリットとして大きいです。寄付行為は寄付をする国の社会状況によって大きくその金額が左右され、支援として安定していないと思います。

 

輸出国 デメリット

フェアトレードラベル(認証)を取得し、それを継続するためにはお金がかかります。なのでフェアトレードは最貧困層(食べ物すらままならないような人々)を救うことにはなりにくいです。認証料を捻出し、それを更新の度に継続することが現地の人たちには大変なこともあります。

 

 

輸入国 メリット

世界の雑貨や服、食べ物を楽しむことができ、市民への消費の質に対しての啓発ができること。

 

輸入国 デメリット

国内産業との競合、フードマイレージなどのエネルギー問題。

 

 

Q:フェアトレードにおける一番深刻な問題は何だと思いますか?

 

A:消費者の意識がまだまだ低いこと。フェアトレードの認知率は34%ほどだし、市場では1%のシェアしかない。

 

 

Q:フェアトレードによって発展途上国はモノカルチャー経済を脱却できると思いますか?  

 

A:直接にはできないと思います。フェアトレードは貿易の形態であって、モノカルチャー経済に代表される経済構造はその国の政治で決める話。もちろんフェアトレードの支援の中には自分達でいろんな作物を作ることも含まれていますが・・・。

ただフェアトレードによって教育を受けられる人が増えれば「モノカルチャー経済の危うさ」「より国が発展し、自分たち生活が向上するにはどうしたら良いか」と考える人が増えると思います。そのことが国の政治の力を底上げし、モノカルチャー経済の脱却へ向かう力になるでしょう。

 

Q:フェアトレードによって今後の世界経済はどのように変わっていくと思いますか?

 

A:世界経済の意味が経済構造のことなのか、国家間のバランスのことなのかなど解釈がいろいろありますが、そういう意味ならフェアトレードで世界経済自体は今後しばらくは変わらないと思います。フェアトレードは現在の経済システムを基盤とした貿易の形だから。

 

フェアトレードで変えられるのは消費者意識。地球が持続可能になる倫理的な消費。消費を通じて僕たち自身が未来を変える力をフェアトレードは持っていると思います。

 

 

 

 

フェアトレードには消費の質を変える力があると信じている

フェアトレードにも問題はあります。

 

だからといってフェアトレードなどの倫理的消費はちょっと・・・、というのも違うと思っています。

 

僕らができることは今より、より良い選択を続けていくことで、そのために様々なことを知ることだと思います。

 

フェアトレードは国際協力だとよくいわれますが、僕は「日々の消費が私たちの未来を決めている」ということを伝えていければと考えています。

 

そのためにどうすればいいのか・・・。試行錯誤の日々は続きます。

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